今日紀伊水道地震と南海トラフとの関係は?和歌山が多いのはなぜ?

今日の紀伊水道地震と南海トラフとの関係は?和歌山が多いのはなぜ?

この記事は、2022年11月19日に執筆しています。

2022年11月19日紀伊水道で小さな地震が発生しました。

マグニチュード 3.6で、最大震度は2です。

寝ていると全く地震を感じない位、小さな地震でした。

ただこの震源地が南海トラフ大地震の震源地とほぼ一致しています。

「もしかするとこの地震は南海トラフ大地震の前兆?」

「まもなく南海トラフが来るのでは?」

という不安がある方に見てもらいたいです。

このページでは紀伊水道と南海トラフ大地震の関係について、徹底的に調べています。

また和歌山が他の県よりも地震が非常に多いので、その理由も考察しています。

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目次

今日11月19日の紀伊水道地震と、南海トラフとの関係は?

今日の紀伊水道地震で南海トラフ地震の発生可能性が高まっていることはない

地震の震源は紀伊水道で規模はマグニチュード3.6、深さは10kmと推定されています。

紀伊水道の震源におけるプレート境界の深さは30km程度と考えられています。

2001年以降の経過を見ると、プレート境界とみられる地震は紀伊半島の南端で深さ20~30km程度、今日の紀伊水道の震源周辺では30~40km程度で多く発生しています。

また、深さ10~20km程度の所でも地震が多く起きており、今日11月19日の地震は地殻内で発生した地震と考えられます。

南海トラフ地震の想定地の近くで起きた地震ですが、地震がプレート境界ではなく地殻内で発生したので、南海トラフ地震の発生が高まることはないようです。

地震の規模もそんなに大きくないですしね。

政府の地震調査研究推進本部は南海トラフ巨大地震が10年以内に発生する確率が30%程度。

30年以内に発生する確率が70~80%としています。

今日の地震が直接的な影響を及ぼさないとしても、今後の地震発生に対する備えは絶対に必要になります。

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紀伊水道は地震が多い?

11月19日今日時点で、2022年内で19回地震が起きている

こんなにたくさん地震が起きているとは知らなかったです。

1月に2回位のペースで地震が起きています。

これは異常な多さですね。

国内で一番長くて太い活断層である「中央構造線」が近くを通り、その影響で度々地震が発生しています。

地震自体は小さいのですが、地質構造が複雑で地震が起きやすいエリアですね。

「中央構造線」は南海トラフとの関係があり、東端の静岡御前崎沖にある駿河トラフも、中央構造線が直ぐ近くを通っています。

紀伊水道と南海トラフは、そのことで関連性が指摘されています。

和歌山が多いのはなぜ?

東側と西側のフィリピン海プレートの沈み込みの角度が違い、地下構造が複雑であること。

深さ数キロの浅いところの地盤が堅いけど、脆い性質を持つ古い時代の岩石があること。

この2つのことが、和歌山市付近の頻繁に起きる地震の原因。

日本で最も地震回数の多い地域の一つが、和歌山です。

被害地震としては、

  • 1906年 日高川流域地震
  • 1924年 日高川流域地震
  • 1938年 田辺湾沖の地震
  • 1948年 田辺市付近の地震

が有名です。

被害が大きいのは紀南地域ですね。

ただ、地震自体が最も多いのは和歌山市周辺です。

中央構造線が関係しているのでしょうが、中央構造線沿いでも特に和歌山市が多いです。

ここは断層がずれやすいのではないかという指摘があります。

いずれにしろ、和歌山が地震が多く、地震の被害も多い場所であるのは明白です。

今後確実に起きるであろう南海トラフ大地震のときには、深刻な被害を受ける可能性が大です。

いつ起きるかわからず難しいですが、出来る限りの準備はしておきましょう。

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まとめ:今日の紀伊水道地震と南海トラフとの関係は?和歌山が多いのはなぜ?

2022年11月19日の紀伊水道地震は、南海トラフ地震の発生可能性を高めることはありません。

ただし、和歌山はプレートの関係上、日本での有数の地震が多い県なので、いつでも地震が起き、被害を受ける覚悟が必要です。

和歌山で暮らしている方は、十分に注意してください。

どれだけ注意してもし足りないとは思いますが、「和歌山で住んでいて地震の被害なんて起きないよ」「大丈夫だよ」と言う事は全くありません。

理論的にも経験のデータからも、和歌山は地震の被害を受ける可能性が大ですし、地震自体も頻発するエリアなので、そのことを頭に覚えておきましょう。

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この記事を書いた人

元アニメ制作で、現在は地方で3児のパパのサラリーマン、アニメトトです。

幼稚園の頃から鍵っ子で家でアニメばかり見ていました。
アニメで育ち、アニメで学び、アニメがあるから今も生きているオタクです。
アニメさえ見ていれば、ご飯はいりません。

30年たち、アニメの制作進行業も経験し、父になりました。
大好きなアニメはもちろんのこと、漫画、ゲーム、ドラマ、映画のお役立ち情報を伝えていきます!

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