2022年7月2日に映画スラムダンクの公開日が決定しました。
公開日は12月3日土曜日です。
公開日以外にも宮城リョータが映ったポスターや、キャストの公開も行われました。
スラムダンクが大好きなので、今からワクワクしています!
キャストの名前を調べると、意外な事実がわかってきました。
今回のスラムダンクは、今までの映画化と全く違います!
断言します、バスケシーンの迫力に度肝抜かれます!
この記事では、
・スラムダンクの映画2022『THE FIRST SLAM DUNK』の内容は?
・ストーリーは?
・なぜ今スラムダンクを映画化するのか?
なぜ井上雄彦自らが監督脚本しているのか?
・FIRSTということは2部作、3部作目があるのか?(3つの根拠あり)
・リストバンドの手は誰?どんなシーン?
という疑問にお答えしていきます。
誰も考察していない内容になるので、見てくだされば『THE FIRST SLAM DUNK』が楽しみで震えるようになりますよ。
スラムダンク映画2022『THE FIRST SLAM DUNK』の内容は?
今回のスラムダンク映画2022『THE FIRST SLAM DUNK』はセルルックと言う手法を使って、作られることがわかっています。
セルルックですが専門用語すぎてよくわからないと思いますので、まずは次の動画を見て下さい
これがセルルックという技法を使ったアニメーションです。
絵描きの独特なタッチを残しつつ、激しい動きができ、360度カメラを回すことができます。
今までの2Dアニメーションでは、どうしても激しい動きを描くのに、大量の枚数の絵を書かなければならなかった。
なので、作画がおかしく、体が変に曲がっていたり、また速さの表現のために捻じ曲げたカットを描いたりしていました。
アニメ版のスラムダンクも変に間伸びしているシーンや、キャラの作画がおかしい時ありましたよね?
しかし、セルルックでは先にキャラクターのモデリングを行うので、体がおかしく捻じ曲がるなんてことはありません。
セルルックとは簡単に言えば、絵で描いたキャラクターの実写化です。
今回のスラムダンクのキャストでは以下のような役割の方が大勢おられます。
CGプロデューサー 小倉裕太
CGディレクター 中沢大樹
MOCAP=モーションキャプチャー
Model=モーションキャプチャーをつけてバスケットをプレイする選手
Rig=3DCGモデルに対して、アニメーションをつける
Composite=3DCG、2Dの作画、実写映像などの各種素材を合成する
R&D=CGプロダクションの研究開発
このキャストからも分かるように、3Dの関係者が非常に多いです。
アニメーターと同じくらいいるのではないでしょうか?
スラムダンク映画2022『THE FIRST SLAM DUNK』では、桜木花道たちが実写化したような映像になります。
では、そのストーリーはどうなるのでしょうか?
オリジナルストーリーを期待したいですが、どうでしょうか?
映画スラムダンク2022のストーリーは?
スラムダンク映画2022『THE FIRST SLAM DUNK』のストーリーでは数々の考察がありますが、その中でも一番信憑性が高いのが山王戦の説です。
これはなぜかと言うと、
桜木花道が坊主
唯一アニメ化していない試合
桜木花道は単行本でいうと、第15巻の海南戦以降に坊主になっています。
さらに、山王戦はアニメに一度もなっていないエピソードかつ最後の試合。
最も盛り上がるスラムダンク史上最高の試合です。
これがアニメ化されていないこと自体がおかしかった。
以上のことから、ストーリーは山王戦になると思います。
ただ、当然突然山王戦が始まっても白けるので、おそらくその前段階の試合やエピソードを交えてストーリーを作っていくと思います。
では、なぜそんな最高の山王戦を今までアニメ化しなかったのでしょうか?
それはできない理由があったからです。
(春子への恋の物語が完結しますとの内容は、リストバンドの手は誰?どんなシーン?の項目で紹介しています)
2022年の今、なぜスラムダンクを映画化するのか?
なぜ井上雄彦自らが監督脚本しているのか?
原作漫画作者の井上雄彦さんは、以前山王戦についてコメントしています。
「山王戦を超える試合が描けないからこれで完結やわ」
出典:スラムダンク集英社
スラムダンクが終わったのは、人気がなくなったからではなく、これ以上良い試合が描けないからだったんですね。
このことからわかるように、井上雄彦さんにとって山王戦は特別な試合で、安易に手を触れれるものじゃなかったんじゃないでしょうか?
当時のスラムダンクのアニメ・劇場版を見ても、正直迫力にかけるところはたくさんあります。
ファンとしては、山王戦は最高の形で見たいのに、作画崩壊や間伸びしたカットがあると目も当てられません。
おそらく、その想いは井上雄彦さんも同じだと思います。
だからこそ、今回監督も脚本も井上雄彦自身で行ったのだと思います。
自分にとって最高の試合である山王戦を絶対にダメにしたくない、最高の形で作りたいという想いは誰よりも強いはずです。
スラムダンク映画2022『THE FIRST SLAM DUNK』の公式HPにCOURT SIDEと言うスタッフインタビューのコーナーがあります。
こちらで語られていることが、今回スラムダンクが復活した理由を語っています。
10年前、試作版を全部で3つ作り、3本目でついにセルルックの形になって、セルルックが井上雄彦監督に響き、企画が正式決定。
https://www.slamdunk-movie-courtside.jp/interview/01
辿り着けない場所に辿り着けた。
バスケシーンは絶対無理で、10人でモーションキャプチャを撮って、本当のプレイを40分ぐらい。
その中から選んでどう映像を作るかってやり方をしてるんですけど、あれをコンテでっていうのは無理ですよね。
段取り臭くなったりだとか、時間軸がすごく不自然なものになりそう。
偶然の良さってあるじゃないですか、絶対に。コンテだったら作為しかそこに入らない。
監督は彼らの青春の中に自分が入り込んでいるような感じで考えられている。
何かアクション、リアクションをする時に「心の反応速度はこれぐらいだ」って
「これぐらいのスピード感で体って動くよね。声に反応するよね」
引用していますので、若干文章がおかしいのはご了承ください。
以上からわかるように井上雄彦さんは、セルルックによって不可能だと思っていたスピード感、リアクション、偶然性。
あの山王戦のバスケットシーンの迫力を出せると確信したからこそ、封印していた映画化をしようと思ったようです。
スラムダンク映画2022『THE FIRST SLAM DUNK』は、今までのスラムダンクとは全く違うすごい迫力のものになることは間違いありません。
どんどん期待値が膨らんできますね!
そこで、重要な考察があります。
それはスラムダンクの映画がこれで終わりかどうかです。
FIRSTということは2部作、3部作目があるのか?
根拠は3つあります。
①THE FIRSTという名前
②セルルックアニメの製作費の回収
③制作会社が東映アニメーション
①THE FIRSTという名前
FIRSTということは、2、3があると期待するのは当然ですよね。
それをわかっていて、このタイトルをつけていることが1つの根拠です。
もし山王戦を映画で行い、スラムダンクの物語を終わらせたいなら『THE LAST』と付けるのは確実です。
なぜなら、そんなタイトルを付けられたら、僕たちファンは見に行かないわけにはいかない。
山王戦のその後が少しでも見たいんですから。
それをわかって、あえて『THE FIRST』と付けているんです。
②セルルックアニメの製作費の回収
2つ目の根拠は、今回セルルックという手法が使われていることにより、製作費が莫大にかかっています。
セルルック自体はアニメ上位互換と言われる次世代の手法で、製作費自体も今よりも安くなると言われています。
ただし、それはセルルックの技術がもっと広まった時代の話で、現在はセルルックは始まったばかりの技術です。
なので、機材代などがまだ高く、大幅に製作費はかかっていると思います。
③制作会社が東映アニメーション
東映アニメーションは、ワンピース、プリキュア、ドラゴンボールなど数々の大ヒットアニメ作品を手がけている日本を代表するアニメ会社です。
もうわかりましたね?
上記3作品の映画はシリーズ化されています。
1つの作品で、もう何作品作っているのかわからなくなるくらいたくさんです。
スラムダンクも過去に4作品劇場版が制作されています。
・スラムダンク(30分)
・スラムダンク 全国制覇だ! 桜木花道
・スラムダンク 湘北最大の危機! 燃えろ桜木花道
・スラムダンク 吠えろバスケットマン魂!! 花道と流川の熱き夏
シリーズ化大好きな東映アニメーションが、本当に一作だけで終わらせると思いますか?
断言します、絶対にありえない!
スラムダンクのような国民的アニメであれば、ファンも数も膨大で、上映する前から黒字化はある程度見込めます。
それを1作だけで終わらせますか?
セルルックは最初のモデリングにお金はかかりますが、モデリングしてしまうと普通のアニメーションよりもずっと安く作れます。
1作目がもし赤字になったとしても、2作目、3作目は絶対に黒字になるのは楽勝です。
それをあえて捨てて、シリーズ化大好きな東映アニメーションが1作のみを作る?
そんな訳ありません。
リストバンドの手は誰?どんなシーン?
リストバンドが桜木花道、もう一つの手が赤木晴子です。
理由は、スラムダンクが桜木花道が赤木晴子に惚れたからバスケ始めたストーリーだからです。
それが『FIRST』。
始めの物語です。
桜木花道は山王戦で春子の目を気にせず、「ただ負けたくなかった」。
そう思った瞬間から、好きな春子を射止めるためのバスケではなく、バスケットが好きだと気づく。
春子への恋の物語が完結し、次のバスケで世界を目指すストーリーになっていきます。
そして、桜木花道と赤木晴子が手を合わせるシーンは原作にはありません。
また、2人のやり取りからしても山王戦前や試合中に新しく入れるとは思えません。
おそらくこれがラストシーンで、この後エンドロールが流れるんじゃないかと思います。
ファンはこのポスターのシーンを探し、映画の最後までどこで出てくるのか、必死になって観ます。
このポスターは、最後まで映画を楽しませてくれる演出です。
最高の演出ですね! だって、もうすでにワクワクが止まりませんもん!!
【スラムダンクの映画2022の内容は?春子への恋の物語が完結?】まとめ
スラムダンク映画2022『THE FIRST SLAM DUNK』の内容は、今までの劇場版とは全く異なります。
おそらくスラムダンクファンにも衝撃的な内容になるでしょうし、アニメファンにとっても次世代のアニメ表現として衝撃を与える作品になると思います。
セルルックは東映アニメーションでは、プリキュアのダンスなどでも経験が多数あるので、迫力のないものには絶対にならないと思います。
なにより井上雄彦さんがそれを絶対に許さないでしょう。
ファンは12月3日(土)を楽しみに続報を待ちましょう!