浜崎あゆみさんの「Who…」は、素晴らしい曲ですね。
聴いていると涙が出てきます。
映画「月」の主題歌にも抜擢されました。
この映画は、浅草の花形ストリッパーである母とそんな母親に複雑な思いをいだく10代の娘との愛と葛藤、そして絆を描いた物語でした。
このページでは、時代を超えても色褪せない浜崎あゆみさんの名曲「who」の歌詞の意味を考察しています。
歌詞の意味自体が非常に深く、他ではない特徴のある歌詞です。
さらに、浜崎あゆみさんの歌唱力で世界観が表現されていますので、没入感が半端ないです。
どうして泣いてしまうのかが不思議でしたが、歌詞の意味、作り方を考察するとわかってきました。
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貴方にとって、whoは誰？
最初のwhoの歌詞の意味は、「あなたにとって大切なのは誰ですか？」と聞き手に問いかけるような歌詞になっています。
同時に歌い手自身が、「自分にとって大切な人は誰なんだろう？」と思いおこしているような歌詞でもあります。
whoの特徴的な部分は、歌い手にとっても考えさせられる歌詞になっているし、聞き手にとっても考えさせられる歌詞になってることです。
歌い手である浜崎あゆみさんも具体的な人を想像しながら歌っているように感じるので、聞き手である私たちも違う人物ですが大切な人を思い出して、共感しながら歌を聴いている感じがします。
浜崎あゆみさんと一緒に、大切な人を思い出し、慰めあっているような気持ちになるのが、すごく心地いいんですよね。
whoが誰なのかは、聞き手によって全く違ってきます。
歌詞は見た通り曖昧なのですが、whoの曲の魅力的なところは、聞いてると具体的に人物が想像できることです。
「そういえばあの時、あの人が助けてくれたなぁ」とか、「声をかけてくれたなぁ」とかが自然と頭に浮かんできます。
曖昧な歌詞なのに具体的なイメージを聞き手に思い浮かぶばせることができるのは、浜崎あゆみさんの歌唱力があってのことなのだとと思います。
これは平凡なことではなく、すごいことです。
他の歌手には真似できない芸当だと思います。
さすが歌姫。
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世界中が2人が離れることを悲しんでいる
この歌詞は解釈がたくさんあると思いますが、私は「聞き手」と「whoである誰か」2人ともが離れることを悲しんでいると言う意味と、世界中が同じように2人が離れることを悲しんでいると言う意味に感じました。
世界中が悲しんでいると言うのはどういう意味かと言うと、聞き手である私はwhoと離れるのが悲しくて泣いているのですが、世界中の全ての人も私やwhoと同じように悲しんでいるような気がすると言う意味です。
世界に肯定されることで、悲しみに全力で没入できる没入感がある歌詞だと思います。
珍しいことですが、悲しみ泣くことを世界が応援してくれるように感じるに歌詞なので、泣くことに全力を出し切れます。
whoは全編通して、泣くことを、悲しむことを全力で肯定してくれる気がして、聴いていると泣いてしまうんですよね。。。
大切なwhoとは、もう会えない
最初の歌詞と同じく、whoが誰であるかを考えさせられる歌詞ですね。
最初の歌詞よりもさらに踏み込んで、人物を具体的に想起させており、どんなにその相手が自分にとって大切だったのかを考えさせられます。
「誰に髪を撫でて欲しかった？」で思い浮かぶ人物は、自分にとって信頼度がMAXぐらい高い人だと思いますし、ある種憧れのあるような相手でもあります。
「誰があきらめないでくれた？」は、おそらく自分が夢をあきらめようとしたときに自分以上に自分のことを大切にしてくれた人を思い浮かべる歌詞ですね。
自分にとっての恩人のような相手を想像します。
また、実際そういう場面がなかったとしても、大切な誰かを具体的にイメージしてる人にとっては、「そういう部分もあったかもなぁ」と涙を誘う歌詞の意味になっています。
そして具体的な人物を思い浮かべている聞き手とシンクロした浜崎あゆみさんが最後に、「忘れないよずっと」とwhoへの気持ちを伝えるところで、涙腺が崩壊します。
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あなたのことを今でも大切に想っています
最後の歌詞です。
「これからもずっとこの歌声があなたに届きますように」と言う意味は、すでにwhoとは分かれてしまって、連絡が取れない状態にあると言うことです。
歌い手である浜崎あゆみさんにとっては、歌が歌えるので歌声が届きますようにという歌詞ですが、聞き手である私には歌声ではなく、「気持ち」が届きますようにと自然と変換されて聞こえます。
「これからもずっとこの気持ち（whoを大切に思う気持ち、感謝の気持ち）が、あなたに届きますように」と歌詞の意味が変わって感じます。
おそらく聴く人にとってこの歌声と言う部分は、自動で変換されるのではないかなと思います。
歌声でも気持ちでも、大切な相手へ連絡も取れないので届かないかもしれないけど、届きますようにという祈りを込めて歌うこと、想うことの大切さを感じる歌詞です。
whoは全歌詞を通して、whoが私をどんなに大切にしてくれたか、私がwhoをどんなに大切に想っているのかを、感じさせてくれます。
連絡は取れないけど、気持ちがつながっている感じがして、とても素敵な歌詞です。
まとめ：浜崎あゆみ「who」の歌詞の意味を考察！貴方にとってwhoは誰？
「who」の歌詞の意味は、
whoが貴方を大切にしてくれたことを思い出し、貴方がwhoを大切に思う気持ちを思い出させてくれます。
その気持ちがとっても大切だと、世界中が肯定してくれる歌です。
だけど、whoとはもう会えない。
気持ちを伝えることはできない。
だけど、大切な気持ちは消えないんです。
だから、whoの幸せを願い、感謝の気持ちを感じ、もう一度会いたくて、会えなくて泣いてしまう。
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